第29回中国四国支部分析化学若手セミナーが開催されました


第29回中国四国支部分析化学若手セミナー(日本分析化学会中国四国支部主催/研究推進体後援)が2023年6月24日(土)に山口大学常盤キャンパス(山口県宇部市)にて開催されました。
梅雨シーズンの真ん中で心配された天気でしたが、晴天になりました。
【参加者全体写真】: 写真クリックで拡大できます


当日の詳しいご案内は コチラ



特別講演2件【森勝伸先生(高知大学)・加藤可奈子先生(山崎製パン株式会社)】と一般発表が行われました。

森先生には、唾液イオンの分析とストレスマーカーの探索、そして放射性同位体金属の分離精製と薬剤合成に関して電気化学現象に照らし合わせたデータ解析など、最新の研究成果について判り易くお話し頂きました。

加藤先生には、山崎製パン株式会社における小豆・小豆加工品(あん)の産地分析に関する研究解説と、食品メーカー内での分析技術の活用例を具体的に紹介して頂きました。

オンラインを含め118名の参加者(中国四国地域大学の教員・学生、近隣企業技術者)が本特別講演を聴講しました。講演終了後も活発な質疑応答が行われ、好評のうちに終了致しました。

一般発表では、中国四国地域大学学生の発表の他、産業界(株式会社カワノラボ)からの発表もあったことで、若手研究者の産学異分野間の交流を深める良い機会にもなりました。

2023年06月26日