第8回研究推進体勉強会が開催されました

第8回研究推進体勉強会を2024年1月26日(金)に開催しました。
(※山口大学理学部 第7回理学部講演会を兼ねる)

 今回の研究推進体勉強会も前回同様、オンサイト(対面)とオンラインによるハイブリッド勉強会として実施しました。
 以下の内容を話題提供頂きました。

勉強会話題:「食の安全と分析化学」
講師:橘田規 先生(一般財団法人 日本食品検査[JFIC])

※概要は コチラ

勉強会内容は「食品分析技術」でした。
 50名を超える参加者が本講演を聴講しました。(オンサイト:45名、オンライン13名【九州(福岡・熊本)・中国(広島)・関西(大阪)、関東(東京)】)なかでも、今回の勉強会は、化学・物理・微生物学・食品工学をはじめとして様々な分野からの学生・研究者・技術者の参加がありました。

 橘田先生には、「食品安全の仕組み」・「食品にまつわる過去の事件」・「これからの食品安全」についてお話いただきました。食品リスクの基本から、食品安全を守るために活用されている分析技術に関する興味深い最新成果までご紹介頂きました。近年、巷で噂の「昆虫食」「食品のマイクロプラスチック汚染」についても言及され、参加者間の情報共有ができました。『食品リスクは決して0(ゼロ)にはならない。食品供給者側だけでなく消費者側にも、食品に関する知識は必要であり、相互にリスク回避していく必要がある(いわゆる、リスクマネージメント・リスクコミュニケーション)』と熱くお話し頂きました。講演終了後には、活発な意見交換が行われ、好評のうちに終了致しました。


2024年01月26日