第2回研究推進体勉強会が開催されます

山口大学研究推進体『未利用バイオマス「竹」からの先端要素技術の開発』(代表:工学部 合田公一教授)が主催する第2回研究推進体勉強会を開催いたします。(山口大学理学部・共催/本研究推進体・後援)【2018/11/11公開】

日時:2018年12月7日(金) 16:10~17:40
会場:山口大学(吉田キャンパス) 理学部11番講義室

勉強会話題「セルロースナノファイバーの連続脱水技術開発と用途展開」
(愛媛大学 紙産業イノベーションセンター・教授)薮谷智規 先生
概要
セルロースナノファイバー(CNF)は高強度性、粘性、透明性等のユニークな材料特性から、製紙、自動車、建材、化粧品などの材料として高い利用可能性を有している。また、生分解性、カーボンニュートラルかつ再生可能資源であり、地球温暖化やマイクロプラスチック等の問題対策への切り札として注目されている。
一般的にCNFは水分を多く含んだ状態で製造される。そのため、ユーザーへの輸送の非効率性や成形体やフィルム製造段階での乾燥コストが問題となる。我々は、CNFを非加熱かつ連続的に脱水する装置の開発を行うとともに、CNFの用途展開を進めている。
本講演ではそれらの開発状況に関して紹介する。


【研究推進体勉強会とは】
新しいものを生み出す機会となるものが「変化」であるなら、イノベーションとは意識的かつ組織的に「変化を探すこと」と考えることはできないでしょうか? その「変化」を誘発するような機会を意図的に作るため「肩肘張らない」をモットーに、本研究推進体が主催する『勉強会』を不定期的に開催することとしました。講演にご興味のある方は、どなたでもご参加いただけます。入場料は無料、申込なども不要ですので、 お気軽にお越しください。
ご参加をお待ちしています。

2018年12月07日