第1回研究推進体セミナー(日本化学会中国四国支部・山口地区化学講演会)が開催されました

研究推進体主催のセミナー()『外場を利用した材料制御・最先端計測の最前線』(兼・日本化学会中国四国支部・山口地区化学講演会)が、2016年8月26日(金)山口大学理学部・14番講義室にて開催されました。

特別講演2件【徳島高先生(理研)・河野誠先生(カワノラボ)】と一般公演ポスター18件【近隣企業、他大学からの発表含む】が行われました。

徳島先生には、軟X線を使った新しい分光技術の紹介から、表面・界面に吸着した分子状態に関する最新の研究成果について判り易くお話し頂きました。

河野先生には、磁場を用いた新しい微粒子分析法の紹介(磁気泳動法)と、我々の生活にとって馴染みのあるインク・化粧品中に含有する微粒子の磁気泳動挙動について判り易く解説して頂きました。

80名を超える参加者(本学理学部・教育学部・国際総合科学部・産学公連携センターの教職員、学部生・大学院生、近隣企業技術者)が本講演を聴講しました。講演終了後も活発な質疑応答が行われ、好評のうちに終了致しました。

場所を移した第一学生食堂ボーノでの一般公演ポスター発表では、計測・分析化学の他に、高分子化学・クラスター化学・固体化学・構造有機化学・ソフトマター物理学などといった幅広い分野からの報告が多数あったことで、異分野間の交流を深める良い機会になりました。

山口大学研究推進体「先端的計測・分析基盤技術の創出」× 物質構造解析研究会・ジョイントセミナー
  当日のプログラム等、詳しいご案内は コチラ

2016年08月26日